2022/4/7 COMI✖️TEN 出演しました//あらやんのバイオリン教室YouTube開催中

🎻毎日のウォーミングアップのこと

🍵あらやんの独り言☕️

バイオリンを弾きはじめてほぼ毎日休むことなく毎日の練習を欠かさずしてきました。 今も毎日練習しています。
定期演奏会や演奏旅行、学校公演コンサートの時で忙しくても休むことなく自分の体調を整えるために毎日基礎練習をします。
基本、旅行で移動する時以外は楽器をさわっています。

《昔のこと、、17才頃の頃の話です》

私には唯一、幼稚園からの友人が一人居ます。
今はあまり連絡取り合っていませんが、自分が楽器を始めた17歳の頃からの付き合いです。
その彼と、、大阪の住吉区帝塚山界隈に洒落た喫茶店でコーヒー一杯で何時間も話ししてましたね。NOBUというお店でした。

何をそんなにたくさん話すことがあるのかと、、、しかも男二人で。。

将来のこと、職人のこと、世界の政治経済のこと(その頃の私たちですからたいした内容ではなかったと思います)
また、奈良や京都の仏像や寺社仏閣の建築物のこと、また遠い世界を思い巡らしての話、あまり音楽の話をした覚えはありません。

二人ともものすごく未来に対して希望を持っていました。二人ともなぜか職人に憧れてました。
あまりに波長が合うので一緒に山にも登りました。ツチノコ騒ぎで有名だった大台ヶ原山・大杉谷とか行きました。

そのころの自分は、音楽大学受験浪人生。練習の毎日に加えピアノやソルフェージュのレッスンに神戸まで通ったりしていました。

彼がいつもの様に私の家に誘いにきます。もちろんいつもの談義をするためです。その時の会話を書いてみます。今でもはっきり覚えています。

友人)おーいアラタ いつものとこ茶でも行かへんか?

私)せっかく来てくれたけど、今、練習中やし後30分か40分後にして。

友人)そうか、、ほな出直すわ。

彼の家は私の家から歩いて10分ちょっとはかかる距離。40分後くらいに彼はまた来て、、

友人)アラタ、、終わったか?

私)大体終わったけど、まだ練習したいんやけどな、、

友人)アラタはいつもそう言うなぁ、いつも何かに追いかけられてて受験生みたいやな。

 

実際、私はホントに受験生でしたが、、いまだにその気分は変わってません。

どの気分かというと、自分の練習がきちんとできてない状態。午後になり夕方になり夜になる。そういうのが今でも嫌なのです。オーケストラ楽員だった時、リハーサルや本番の日、またお休みの日とか全く関係なく練習して自分の楽器の(バイオリンですが)体調を整えます。走り込みやプールで泳ぐ際の前準備運動、身体を使う際のストレッチは充分しないとケガの元です。楽器演奏も同じです。

 

朝起きて一番最初にバイオリンにさわる時が大切です。

 

ソロ曲を弾いたりオーケストラの難曲に挑戦したり、またはポップスでもジャズでも何を弾いてもいいのですが、弾く前に《バイオリンの身体》
になる必要があるのです。

ウォーミングアップとクールダウン両方大切です。

今でもこの基礎練をする項目は決めてます。

忘れたらいけないので紙に書いて机や譜面台に貼り付けてた時もありました。
人によってその内容は違うと思います。毎日毎朝バイオリンの身体になる必要があります。特に自分はこのウォーミングアップ(曲を弾く身体になる事)が上手くいかないと一日中不愉快で、気分が悪いです。
そんな時は他人と話すのもおっくうになり、何もかも消極的になります。

一週間のうち三日続けてバイオリンを弾かなかったら、元に取り戻すのに一週間は掛かる気がします。
あまりそういうことはしたくないです。

 

バイオリンを弾くという行為は、、実は自分の前の空間にどのように楽器を構えて、そして弓の通る道を必然的に作ること。
なんとも不確実なことです。

ロダンのブロンズや、ミケランジェロやダビンチが空間に造っていくその軌跡のようでもあります。

 

弓とバイオリンは道具だから、とりあえず右手に弓を持って左肩にバイオリンを乗せれば弾けます。
単にそれでいいのだと思います。そういう風に弾いてる人も多いでしょう。しかし、ハイフェッツやミルシュテイン、カザルス、ティボーのような巨匠と言われる方々のボーイングはそれ自体が芸術です。

 

自然な楽器との一体感。

流れるような歌うボーイング。

運動の快感、、これが私の目標です。

生きてる限り他人の影響は受けます。自分も知らずのうちに他人に影響します。何かが起きた時、自分のペースを崩したくないものです。

必ず戻ってくるお家の様に、テクニックも必ず戻り充電する場所があります。お掃除ロボットのルンバ、購入して今日配送されて使ってみました。    掃除が終わったら自動的にステーションに戻り充電します。

驚きました。

 

バイオリンの右手の快感、左手の快感。

不快感が残る様では基本のテクニックは完成していません。

その昔の音楽大学受験浪人生だった頃は、がむしゃらに弾いて何が基本で何が大切で、という取捨選択が出来ていなかった。
何を基礎として練習したら良いのか具体性がなかった。だからその昔、せっかく友人がお茶を誘いに来てくれたのに、自分が納得できてなくてバイオリンと弓をケースにしまえなかったんだと思います。

毎日の生活で『今日はここまでにしよう』と楽器を置く時のタイミングは?

不思議なもので身体が教えてくれる様になりました。

例えば、もしかしてこっちの肩当てがいいかも、、或いはこっちの顎当てがいいかも、、みたいに思う日がなぜか年に何回かあります。
それで、ホリの深い顎あてに取り替えてみると、その時はいい感じとおもっても、翌日の夕方になると、なんか変と身体が教えてくれます。肩こりが出たり、軽い腰痛になったりします。そして右手の弓持つ手がわざとらしい気になります。

 

こういう日はバイオリンやめたくなります。

でも必ず身体が教えてくれます。

 

基本が出来てると実感するのは不快だと感じる

瞬間です。

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