人が右と言えば左。左と言えば右。
人が上と言えば下。下と言えば上。
例えば、私は、みんなが演奏旅行の仕事で疲れて、、「もう今日はホテルに帰ったら後は飲みに行ってあとは寝るわ」と言えば、私は「これから練習室で練習しよう」
簡単に言えば私はそういう性格です。
もともと関西人、、浪速の大阪人なので
(めでたい)性格です。
人に褒められたりすると、有頂天になります。
でもどの時期からか自重するようになりました。
思い返せば、それは京都に住んでからだと思います。
短い期間でしたが、京都の音楽大学に入学する数年前から卒業するまでの約7年程住みました。
京都で自分は人格形成に大きく影響を受けたようです。
その昔、日本と言う国は、旅行もなかなかできなくて、一つ一つの県が国であったわけですから、、風俗習慣などが国によってかなり違っていたと思います。
そういった中で、京都は世界的にみても稀有な《よくも悪くも千年の都です》
今も昔もとても個性的な国だと思います♪
今も昔もとても個性的な国だと思います♪
京都での芸の世界では、褒められたらそれは終わりと言う意味だそうです。
聞いた話ですが、、三味線や踊りや琴などを習っていて、お師匠さんに着ている着物を褒められる事が良くあるようです。
芸事の世界では、、「芸で褒めるところがないから、少しでも良い気分で、生徒には帰ってもらいたい」だから着物や持ち物を褒めるらしいです。
クラシックの世界でも、それは同じです。
演奏内容が良い生徒は、先生が座っていても立ち上がって褒める以前にすごく注文をつける。先生が乗ってきた証拠です。
反対に内容の良くない生徒のレッスンでは面倒な事は言いたくないので褒めて終わることがあるそうです。
今日は「先生に褒められた」と喜んでいる場合ではありません。
だから天の邪鬼が出来上がりました。
はい。私のことです。