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🎻あらやんとバイオリン弾こか⑧🎻 (No.1)右手から練習するそれとも左手から練習するの?

🎻バイオリン🎻

🎻あらやんとバイオリン弾こか⑧🎻(No.1)右手から練習するそれとも左手から練習する?

バイオリンが楽器の中でいちばん難しい楽器だとは簡単には言えないですが、ピアノと比べると確かに困難な要素があるとは思います。それは右手で三角を書いて左手で四角書くようなものかもしれません。

ピアノは右手と左手が違う音を弾くにしても鍵盤の上を動くメカニズムは同じです。バイオリンは右手と左手が全く違う動きをするわけです。それは1人の人間の中に2人の人間が居るようなものです。

頭の中がきちっとその運動に対して訓練されていればできるでしょうが、全く初めてバイオリンを触る方にとってはどうしようかと思う位大変だと思います。よくあることですがビブラートを学ぶ際に左手を揺らすと右手も揺れるようなことが起きます。

今回は(バイオリンを初めて手にする方)や少し進んで大体のポジションが取れるようになる(中級レベル)の方にとっての練習方法を書いてみたいと思います。

まず初心者の方にとっては音を合わせる困難が早速やってきます。最初は先生に合わせてもらうかしないと思います。全く初めから完璧にできる人はいないでしょう。

4本の弦を5度を完璧に合わせる、いわゆるチューニングがちゃんとできるようになるにはペグを回すコツもつかまなければいけませんし2、3日では無理でしょう。チューニングが1人でできるようになればその方はもう初心者ではありません。 私は初心者の方には4弦に全てアジャスターをつけてもらうこともあります。

自分も思い返せばバイオリンを始めた17歳の頃、加減が分からず何度もE線を切りました。慣れてしまえばたいしたことはないのですが初めて手にする人にとっては、先生に教えてもらうとは言え、何もかも未知の事ですから大変です。いわゆる独学が難しい楽器です。

さて、音が合わせてそれから弓を張り松脂をつけて弦上に弓を乗せるのですが、初めから良い音にはならないでしょう。バイオリニストが軽々と弓を使い、表情豊かなビブラートで音楽を表現し、聞く人を感動させる演奏を目の当たりにすると

『到底自分には無理な世界だ、、』

と思うことでしょう。

実際プロフェッショナルとアマチュアで、一目瞭然に差がものすごく出る分野はプロ野球とバイオリニストらしいです。

映画やテレビドラマで俳優がそれらしくバイオリンを弾いている映像を見ますが、上手な人もいますけど、たいてい変です。でも聞く人を感動させるかどうかは別として、自分でバイオリンを弾き自分で楽しむ位には必ずできるようになります。

左指を押さえて音を変えてみるのですが、指が動かなければ弾けます。これでポジションが変わって、しかもビブラートまでして指板上を目まぐるしく指が動きまわるようなメンデルスゾーンの協奏曲を弾けるようになるにはどれだけの年月と時間がかかるのでしょう。

自分は生徒に教える時、スズキの教則本を使います。教師が課題の不足分を補足しつつ進んでいけばこのスズキの教則本は本当によくできたメソードだと思います。右手と左手をうまく配分して練習できるようになっています。右手と左手の練習方法を合理的に考えていくことが大切だと思います。

ボーイングは1週間やそこら練習したところで急に上手くなるもんではありませんが、ある程度右手を先に練習しておかないと音が出ませんね。

今出版されているバイオリンの教則本のほとんどは右手のことよりも左手のテクニックをどうするかこうするかみたいな本が多いです。

それは右手と言うのは音を作るわけですから教則本でどんな音を出したらいいのか説明するのはとても難しいからなのです。

私が《左手のタッチをよくしましょう》といっても紙面ではどんな音が良いのか分かりにくいわけです。弦をよく振動させましょうと言ったところで実際に目の当たりでみないことにはなかなか実感できません。だから私はときどきYouTubeを挟み込んでいます。

今回は♫ジョスランの子守唄♬です。

曲を完成させると言う事は音程やリズムが正確に出来て良い音色で、正しいボーイングで演奏できると言う事です。

左手のテクニックを向上させれば右手が良くなる。
右手が良くなってきたら左手も良くなる。
そのように右手と左手は相関関係があります。
❶ボーイングはものすごく上手なのに音程が悪い。
❷音程は良いのですがボーイング、音色が悪い。

あの人は左手は完璧なんですが右手が良くないですねとか、また反対にボーイングは素晴らしいのですが音程悪いですね、のように右と左がアンバランスなプレイヤーはあまり見たことがないです。と言う事はボーイングが良くなれば音程に余裕が出る。左手のテクニックが良くなれば右手に余裕が出る、、と言うことです。

右手と左手の相関関係と言うのはそういう風なことではないでしょうか。

マーラーやブルックナーの交響曲を演奏する位のレベルの人は、例えば練習する際には、まずリズムと音程を練習します。そして同時進行でボーイングも慣れていきます。どちらが先かと言う事は無いように思います。

だからスズキの1巻で苦労している人も4巻で苦労している人も、またメンデルスゾーンの協奏曲やブルッフの協奏曲に取り組んでいる人も、音程とリズムとボーイングをを同時進行で組み立てていくわけです。

しかしながら右手と左手をいっぺんに説明するのはたいへんなので

(左手のテクニック)

を向上させるにはどういう風な練習をしていけばいいのか、次回から話をして行こうと思います。

(つづく)

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