60歳からのバイオリン教室
第二回目
バイオリンの練習は何歳であろうがするべき事は決まっています。
今日は実際にどういう練習をすれば自分の技術が維持できて、少しでも向上していけるのかと言うお話をします。
まずは自分のバイオリンそして弓を見てください。
バイオリンには新しい弦をちゃんと張っていますか?
ドミナントと言うメーカーの弦で良いですから、最低でも半年に1度は交換してくださいね。
それをちゃんとしないとbowingに悪い影響が出ます。
そして弓はどうですか?
これも1年も2年も毛の張り替えをしてない状況では絶対に上手になりません。下手になるだけです。
そしてそれから皆さん肩当てとか使ってますか?
その肩当ては皆さんの体にジャストフィットしていますか?
一般的に肩当て使わない人より肩当てを使う人の方が演奏のスタイルが悪い方向に行きやすい傾向があります。
自分で確実にわかればいいんですが、その肩当てのバイオリンにつけるときの角度とか、ネジの高さとか、そういうことがきちんと適切に済まされてないと、弾けば弾くほど疲れるだけです。
まずこれらのことをちゃんとしてください。
では、最低限やらなければいけない。右手のこと左手のことを順々に話していきます。
まず右手のbowingには5種類があります。
①ロングトーン
②デタシェ
③マルテレ
④スピッカート
⑤ソティエ
この5つのbowingを必ず忘れず、右手に運動覚えさせる、動かすことをする。これが大切です。
1つでも忘れたら右手は技術を忘れていきます。
そうですね、、簡単な練習に置き換えたらいいですね。
カイザーの1番がいいんじゃないでしょうか?
これで①から⑤までを練習します。
その時そのエチュードのページ全部弾く必要はありません。エチュードなんかは人に聴かせるもんじゃないですから。
自分の好きなところだけでもいいし、全部引きたかったら、全部でもいいし、自由です。
https://youtu.be/8PuHfzKpals?si=8EEgJV5NGAxoQdR8
YouTubeにその5つの弾き方を説明してありますから、よく見てください。
まず今回は右手5つの弾き方、これをしっかりバイオリンと弓を持ったとき必ずすることです。
次回に続く