弾く時、左手の親指どうしてますか？ 親指の根元がネックに付いていると左手の指のバランスが取れなくなります。ただし手の大きさで違いはあります。
その昔、パールマンが来日の際にコンサート後、握手してもらった事があります。グローブみたいな手なのですが、とても繊細でしなやかだったのを覚えています。
パールマンさんの左手はファーストポジションに左手を置いたら、すでにサードポジションの四の指のレの音が取れるくらいでした。
人はそれぞれ体格が違いますから、全く同じにはいきません。アイザックスターンが好きだからとか言う単純な事で奏法を真似しては失敗します。
根本的なところ見て真似できることはして良いのではないでしょうか?
一番良い方法は自分に似た体つきの理想とするプレーヤーをよく研究することだと思います。自分はシュナイダーハンの音楽をよく聴きます。
左手の親指の付け根の谷の所までネックが落ち込んでいます。コレでは小指の動きが確保できないですね。良くないフォームです。
正しくは親指と人差し指の間に隙間を作りましょう。 基本です。例外もあります。同じ音の単純作業が続く場合は特にフォームを守らなくても構いません。