2022/4/7 COMI✖️TEN 出演しました//あらやんのバイオリン教室YouTube開催中

生徒がオーディションを受けることになり、自分の昔を思い出しました

🍵あらやんの独り言☕️

自分の生徒がオーディションを受けることになり、ふと、自分自身の首席オーディションのことを思い出しました。

オーケストラのオーディションでは、いわゆる定番の難曲が並びます。

リヒャルト・シュトラウス《ドン・ファン》

メンデルスゾーン《スケルツォ》

スメタナ《売られた花嫁》

メンデルスゾーン《イタリア》

モーツァルト 交響曲第39番

こうした曲が並ぶだけでも、十分に厳しい本番です。

けれど、私にとって本当に大変だったのは、曲の難しさだけではありませんでした。

首席オーディションの審査員席には、10年間一緒に演奏してきた楽団員たちが座っていました。

昨日まで同じ舞台で音を出していた仲間が、今日は審査する側にいる。

その空気は、普通の本番とはまったく違いました。

演奏技術だけでなく、集中力、精神力、そしてその場に立ち続ける力まで試されているような時間でした。

無事に終えることはできましたが、終わったあと、体には大きな反動が来ました。

しばらく胃の調子を崩し、食事も思うように取れず、体重も落ちました。

それほど、私にとってあのオーディションは大きな経験でした。

今、生徒がオーディションに向かおうとしているのを見て、改めて思います。

オーディションで大切なのは、ただ上手に弾くことだけではありません。

緊張の中で、自分の音を失わないこと。

人に聴かれる場で、自分の音楽を出し切ること。

そして、結果に関係なく、その経験を次につなげること。

私自身が身をもって経験したからこそ、オーディションに向かう生徒には、技術だけでなく、心の準備も伝えていきたいと思っています。

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