2022/4/7 COMI✖️TEN 出演しました//あらやんのバイオリン教室YouTube開催中

音楽には山頂はない

🎻バイオリン🎻

バイオリンを弾いたり、教えたりしていると、

ふと立ち止まって考えることがあります。

なぜ基礎練習が大事なのか?

楽器の持ち方

弓の持ち方

左手の形

音階

ボーイング

どれも地味な練習です。

でも、私はそれらをとても大切にしています。

なぜなら、それは技術のためではないからです。

音楽のためです

私は若い頃、山登りが好きでした。

ある時、「山頂を目指さない登山の会」という名前で仲間と山を歩いていました。

山頂だけを目指すと、登山は苦しくなります。

途中に咲いている花も、

美しい沢の音も、

風の気持ちよさも、

急いで通り過ぎてしまいます。

もちろん山頂に立つことは嬉しいことです。

しかしながら山頂もまた通過点です

また次の道が続いています。

私にとって登山の楽しさは、

山頂だけではありませんでした。

歩くことそのものが楽しかったのです。

最近、そのことは音楽とよく似ていると思うようになりました。

技術だけを追いかけると、

難しい曲を弾くこと、

速く弾くこと、

弾くだけが目標になってしまいます。

でも、それは本当に音楽でしょうか。

私は違うと思います。

私たちが目指しているのは、

音楽です。

だから私は、

楽器の持ち方を大切にします。

弓の持ち方を大切にします。

左手のセットアップを大切にします。

ビブラートも

音色も

すべてその先にあるものです。

技術は目的ではありません
音楽へ向かうための道なのです

最近、もう一つ気づいたことがあります。

私が探していたのは、

自然の法則だったのです

身体が自然に動くこと

楽器が自然に響くこと

無理のないビブラート

無理のないボーイング

それらはすべて、

自然の法則の中にありました。

だから私は、

良い音楽をするために弦も交換します。

良い道具を探します。

セットアップを考えます。

しかし、それらは目的ではありません。

すべて音楽のためです

最近、自分自身によく問いかける言葉があります。

音楽に何を求めるか
音楽でしょう

私は、その答えは昔も今も変わりません。

そして、今日あらためて思いました。

音楽には山頂はありません。

あるのは通過点だけです。

だから焦る必要はありません。

一歩ずつ歩けばいい。

一音ずつ積み重ねればいい。

私はこれからも、

歩くことそのものを楽しみながら、

一音一音積み重ねていきたいと思います。

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