2022/4/7 COMI✖️TEN 出演しました//あらやんのバイオリン教室YouTube開催中

「オーケストラとバイオリニスト」 ― 必要悪、必要善 ―

🍵あらやんの独り言☕️

🎻 オーケストラという場所

オーケストラという場所は、

弦楽器奏者にとって、

必要悪なのか、

必要善なのか。

長くやってきた今でも、

時々考える。

もちろん、

オーケストラにしか存在しない感動がある。

マーラー《復活》、

ラヴェル《展覧会の絵》、

巨大な響きの中にいる時、

個人では決して味わえない世界が立ち上がる。

あれは、

オーケストラでしか見えない景色だ。

でもその一方で、

オーケストラというものは、

バイオリニストの身体に、

非常に特殊な要求をする。

極端なピアニッシモ。

長時間のトレモロ。

ソロとは違う弓の使い方。

“機能”として求められる演奏。

それを何十年も、

何も考えずに続けると、

右手や左手が壊れていく可能性もある。

オーケストラは、

音楽的には素晴らしい。

でも、

バイオリンを自然に響かせることとは、

必ずしも一致しない。

だから、

弦楽器奏者は、

オーケストラとの付き合い方を、

よく考えなければいけない。

特に若い人には、

「オーケストラ=安定」

だけで考えてほしくない。

音楽には、

感動だけではなく、

身体との折り合いも必要だからだ。

それでも、

私はオーケストラを嫌いになれない。

あの巨大な響きの中には、

確かにファンタジーがある。

タイトルとURLをコピーしました