バイオリンを弾いていて、
「もっと音量を出したい」と感じることは多いと思います。
しかし実際には、
音量は“出すもの”ではありません。
多くの場合、
耳が無意識に音を抑えています
バイオリンは左肩に乗る楽器です。
左耳に直接音が届くため、
体がそれを守ろうとして、
自然にブレーキをかけてしまいます
その結果、
本来出せる音量よりも小さく弾いてしまう人が多いのです。
そこで一度、
耳を少し遮ってみます。
(ヘッドホンや耳栓などで構いません)
すると、音の感じ方が変わり、
それまでより自然に音が出ることに気づきます。
ここで大切なのは、そのときの指先の感覚と弓の重さを覚えることです。
これは長時間行う練習ではありません。
あくまで一度、基準を知るための方法です。
耳のブレーキが外れた状態を体験し、
その感覚を通常の状態に戻す。
それだけで、音の出し方は大きく変わります。